今日は、竹下先生から薦められた良書を紹介したいと思います。 タイトル以上に重要な内容の本です。
(著者略歴)本名トッテン・ビル。1941年米カリフォルニア州に生まれる.....日本の市場調査のために来日。72年パッケージソフトウェア販売会社である株式会社アシストを設立。同社代表取締役。アメリカの政策を批判する内容の本を多数出版
経済の基礎・実態を理解するために読んでみなさいと薦められて購入した本ですが、 これほど分かりやすく、鋭く、しかもポイントを押さえて書かれており、面白い本は初めて。
竹下先生が常々、講話やユニティ・デザインのブログで発信してこられた内容と、ほとんど同じことが書かれています。この本を読むことによって、先生の伝えている経済や社会の実態・人々が知るべきこと等のメッセージが、より補完され明確に分かるようになるでしょう。
前半1章は、 トッテン氏の顧客・社員・誠実さを大切にする経営の理念、氏自身のスローライフスタイル、について。そして、それらは氏の予測する来るべき経済的危機("6割経済")への備えでもあります。なぜかスーツ姿にクワと長靴を持って表紙に写っておられるこの方が、どんなスローライフを送っているのか…、面白く楽しんで読める部分でもあります。
後半2章は、世界経済・日本経済がどれだけメチャクチャなものであるか、我々の社会の貧しさ・経済の混乱が何…いえ"誰"によってもたらされたのか、明確かつ金融の素人にとっても分かりやすいように易しく説明されています。
下記に、【内容の抜粋・要約】を載せましたので、ぜひ目を通してみてください。
竹下先生のメッセージを読みつつも、金融・経済のことは分からなくて・・・難しくて・・・、そうなんだと思っても明確に理解できずに流れていってしまう。そんな方に、この本はとてもオススメです!
竹下先生は、この世界をめちゃくちゃにしている黒幕を、世界中の人々が正しく認識して、彼らをきちんと裁かなくてはならない・・・と伝えています。一人一人の正しい認識が、世界の混乱をソフトランディングすることに繋がると思います。
【内容の抜粋・要約】
- 経営者が陥る"成長"の呪縛、ほかトッテン氏の経営理念など
- 週休4日の社会像、「お金を払っていたものを、自分でできるように」…社員に農業や裁縫を習わせる〜6割経済への備えと自給自足の用意
- 幸せになるトッテン流生活術〜テニスコートを菜園に
- カジノ経済〜危機をもたらしたのは誰だ?
- サブプライムローン、金融自由化、規制緩和、"デリバティブ"等々
- 一般人に分かりにくい金融の問題の、比較的易しく分かりやすい説明が続きます。
- 小泉・竹中改革(金融ビックバン、規制緩和)がもたらした失業率・生活保護・所得差・自殺者の増加の実態
- リアル経済(GDP,企業の資金調達)は全金融取引のたったの1〜数%、残りの動くお金はすべて"博打"。
- ありえない日本の米国債購入条件
- 提言〜政府通貨発行 & "インフレになる"への反論〜銀行らは"信用創造"をしているではないか
- その他トッテン氏による提言…
2 件のコメント :
おつかれさまです!
最近、ネットでばかりしているので、本をまったく読まなくなりました。このような良書をリラックスできる場所でコーヒーでも飲みながらじっくり読んでみたくなりました!
貴重な情報ありがとうございました!また、いろいろ教えてくださいね!!
はっちさん、コメントありがとうございます〜。
私も忙しくて同じような感じなのですが、毎日少しでも勉強して、はっきりとした認識と価値観を確立したいです!
また「おすすめ本」シリーズ、続けていきますね☆
る(代表)
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(シャンティ・フーラ)
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