【映像時間】
96分[525円]
【内容の一部紹介】
経済は常識があれば分かります。分からないのは“むこう”がウソをついているからです。
「IMFの政策は経済学的に見ても落第点。インドネシア暴動のあと、私(スティグリッツ)はマレーシアのマハティール首相と話しをする機会を得た。首相はよく理解していた。多くの場合、経済下降(景気が悪くなってきた時)に対する最善の処方はスタンダードなケインズ理論、すなわち拡大財政・拡大金融政策である。」これは常識です。
【目次および内容の一部】
東アジア通貨危機に際して、IMFに従わず独自路線をとった国の結果から、IMFが行っていることの実態を知る。
1.前回までの復習(0:00)
・IMFのせいで税収はすべて投機家に。
・中学生レベルの経済政策をエコノミストが分かっていない。
・暴動を起こして儲ける仕組み(ハゲタカ)
・投機家ジョージ・ソロスの顧客、グルでの空売り。
・参考文献≫近藤信一氏(立命館大学)修士論文「アジア通貨危機とマレーシアにおける独自の金融政策」
・竹下氏作の表〈インフレ期、デフレ期それぞれに対する財政(政府)と金融(中央銀行)のとるべき基本的な政策〉(29:07)
・財政政策の足を引っ張ってきた日銀。
2.マレーシアの独自路線(45:07)
・東アジア通貨危機での、マハティール首相×国際資本家の代理人の戦い。
・マハティール首相がとった独自政策。
・参考文献≫「総論 通貨危機のメカニズム」アジア経済研究所(アジ研トピックリポート(28) )
・スティグリッツの提案する資本流出対策「出国税」。
・IMFに従った国/そうでない国は、経済回復の実態が違う。
・金融取引についてのビル・トッテン氏の優れた提言。(1:02:37)
・参照≫「アングロサクソン資本主義の正体」(ビル・トッテン著、東洋経済新報社)(ユニティのブログ)
・短期資本の流入の危険性について。
・投機家は不安定な経済を喜ぶ。(余談:リーマンショック、グリーンスパン議長)
・TPPについて(自由貿易の結果、関税撤廃のツケ、犠牲となる弱者)
・三橋貴明氏説「国内で消化される国債は財政破綻を起こさない」への疑問符。
・参照≫[三橋貴明氏]日本のどこが借金大国?(ユニティのブログ)
・国債の日銀引受であれば良い理由
3.中国の独自路線とIMF陰謀説(1:11:11)
・IMFと正反対の方針で危機を切り抜けた中国
・東アジア通貨危機のからくりと陰謀
・規制解放、資本売却、銀行らは手数料で大儲け
・世界中のアメリカへの怒り、アメリカの崩壊後は…
【キーワード】
東アジア通貨危機、マレーシア、資金引き上げ、ドル、リンギット、ペッグ制、
資本取引規制、出国税、ウォール街、資本市場の自由化、経済成長、
短期資本、投機、資産価格
2012年4月10日火曜日
【映像配信サイト】家族の絆 〜夫婦(99):東アジア通貨危機「マレーシアの独自路線」〜
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